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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その23     (平成21年5月号)
Q 薬の購入方法が変わると聞きましたが?

 6月1日から一般用医薬品は、3区分に分類(薬のリスクに応じて第一類から第三類に区分け)されます。お気軽に薬剤師へご相談いただき、より症状に合った薬をご利用ください。


☆☆ なぜ一般用医薬品を3つに分類するの?

医薬品は、効能効果とリスクを合わせ持つものであり、一般用医薬品でも健康被害は発生しています。現行の制度では、まれに重大な健康被害を生じるおそれのある医薬品も比較的リスクの低い医薬品も一律で取り扱っています。
そこで、一般用医薬品をリスクに応じて3グループに分けることになりました。
リスクの高い順に第1類医薬品、第2類医薬品(指定第2類医薬品含む)、第3類医薬品となります。


☆☆ 一般用医薬品へのリスク表示はあるの?

「販売名が記載されている面」に、「黒字及び黒枠(または白字及び白枠)」で「8ポイント以上の文字の大きさ」で医薬品の分類を記載することが薬事法により定められています。


☆☆ リスクが高い薬は大丈夫ですか?

効果の高い薬はリスクが高くなりやすい性質を持っています。
この為、病院・医院や歯科医院から処方される薬は、医者が患者さん一人一人の体質や病状に合わせて処方されることで、リスクを回避しています。
同様にリスクの高い第1類医薬品は薬剤師の説明を聞かなければ購入することができません。
病状・体質・他に飲んでいる薬等について薬剤師に相談して購入すればリスクを回避できます。


☆☆ 薬の並び方が変わると聞きましたが?

今までは病気毎に陳列することができましたが、今後は医薬品のリスクに応じて陳列する場所が異なります。
今までのように患者さんが手にとって選ぶことができない薬もあります。


☆☆ 薬を購入する時はどうすればいいの?

医薬品のリスクに応じて、薬剤師や登録販売者などの専門家が、適切な相談対応及び情報提供の上で販売します。
薬剤師なら第1類医薬品〜第3類医薬品まで全て販売することができます。
お薬手帳をお持ちの方は、購入時に提示する事で、飲み合わせによる副作用の防止ができます。

☆☆ 一般用医薬品の分類
分類および表示 定義 陳列方法・購入方法 情報提供・相談 対応者
第1類医薬品

リスクのある医薬品のうち、
「厚生労働大臣が使用に関し
特に注意が必要と指定するもの」や「新しい成分を含むもの」
購入者の手の届かない場所
薬剤師に説明を受けてから購入できます
書面を用いて行います

相談に応じます
薬剤師
第2類医薬品  

リスクのある医薬品のうち、
「厚生労働省大臣が指定するもの
(第1類医薬品を除く。)」
できる限り購入者の手の届かない場所が望ましい 情報提供に努めます

相談に応じます
薬剤師
または
登録販売者
第3類医薬品

リスクの比較的低いもの 法律上の規定はありません 相談に応じます