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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その38     (平成22年8月号)
Q 虫に刺されないために注意することはなんですか?

 外出時には長袖、長ズボン、帽子、靴の着用が有効です。また、虫よけ剤などは、スプレータイプや直接塗るタイプなど様々な製品がありますので、用途に応じた使用方法については薬剤師にご相談ください。





   ◆  1.虫さされとは?  ◆

虫に刺されると、赤い発疹、かゆみ、痛みなどの炎症症状がみられます。それぞれの虫に特有の毒成分や、唾液に含まれる成分が私たちの皮膚に注入されるからです。これらの物質によって生じるアレルギー反応が虫さされの症状です。

『虫刺され』と一口に言っても、
 *蚊・ブヨ・ノミ・ダニのように、吸血する虫、
 *蜘蛛・ムカデなどのように咬む虫、
 *蜂などのように刺す虫、
 *毛虫などのように有毒の毛をもつ虫など、
刺された虫の種類によってもその症状は様々です。

蚊


   ◆ 2.虫刺さされ予防法は?  ◆

基本的には、長袖、長ズボン、帽子、靴などを着用し、肌の露出部分を少なくすること、虫のいそうな場所には近づかないことが大切です。
特に花火大会などは、夜間に虫の多い川や湖周辺に出かけ、さらに周辺には草むら、ササやぶがあることが多いので注意が必要です。

虫よけ剤などの使用も有効です。
スプレータイプや直接塗るタイプなど様々な製品がありますが、いずれもきちんと使用方法守って下さい。

スプレータイプなどは肌を露出しない服装をしている時でも服の上から使用できます。
しかし薬剤によっては年齢によって使用回数制限されているものもありますので、必ず使用方法は薬剤師にご確認下さい。

屋外プールでバスタオルにハチが潜んでいたり、外干しの洗濯物の中に潜んでいることもあるので、十分に確認してください。

外出先でもハチなどの巣のある場所には近づかない、香水や香料入りのヘアスプレーの使用も極力避けるなど注意が必要です。

ブヨ


   ◆ 3.刺されてしまったら?  ◆

蚊やブヨなどは刺されてからすぐに市販の虫刺され薬で対応します。
症状の重い時は抗ヒスタミン剤配合の軟膏やステロイド剤などを使用します。

また医療機関に掛かって抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の内服薬を処方してもらっても良いでしょう。

ハチ刺されの場合、ジンマシンなどアレルギー症状が現れる事があるので、心配な方は早めの医療機関の受診をお勧め致します

ダニ


   ◆ 4.終りに  ◆

今回あげた以外にも、ササやぶには「マダニ」「ツツガムシ」など、またドクガやヒル、アブなど様々な場面で遭遇することがあります。

知らないうちに刺されたり血を吸われたりすることがあるので、野外活動のときには十分に注意して下さい。

また、虫刺されは単にかゆい、痛いだけではなくアレルギーやアナフィラキシーショックを引き起こす場合もあります。

重い病気の媒介となることもありますので、ぜひ予防対策を十分にしてお出かけ下さい。

ノミ