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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その46     (平成23年4月号)
Q ジェネリック医薬品ってなんですか?

 新薬は開発した製薬会社が特許を取って製造販売しています。
特許が切れると、他の会社でも同じ成分、同じ効果の医薬品として製造販売ができます。これが「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」です。



◆ ジェネリック医薬品って? ◆

「新薬」として発売になったお薬は開発したメーカーが特許をとってあり、独占的に販売ができます。これが「先発医薬品」です。
特許が切れると他のメーカーもそのお薬を製造、販売できるようになります。
これが 「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」です。

ジェネリックは英語でgenericと表記し、「一般的な」、「ブランドに囚われない」といった意味の言葉です。





◆ お薬にはみんなジェネリックがあるの?  ◆

全ての薬にジェネリックが存在するわけではありません。
たとえば特許が切れていないものは先発医薬品しか存在しません。


◆ ジェネリックはなぜ安いのでしょう?  ◆

新薬は成分から開発され、その後有効性、安全性を確認するための臨床試験やその後の承認を得て発売されるのに、莫大なお金(150億〜200億)と時間(10年から15年)がかかります。
そのため申請されてから20年は開発したメーカーの特許期間となり独占販売されます。

その後特許期間が切れると他のメーカーもそのお薬を製造、販売できるようになります。
すでに使われていて有効性や安全性も確かめられているので承認までの手続きは少なくなります。

開発や研究にかかる時間もお金も少ないので、新薬の2割〜8割の価格が設定できるのです。
 


◆ ジェネリック医薬品の効果は?  ◆

ジェネリック医薬品はすでに先発医薬品の有効性と安全性が確かめられた後に販売されます。

また、先発医薬品と同じ速さ、同じ量で薬の成分が血液中に入っていくかを調べる試験を経て販売されますので、先発医薬品と同じ効果が期待できます。

ただお薬を溶かしてある賦形剤は異なることがあります。そのため、口腔内での溶け方に差異を感じる方もいるかもしれません。
 


◆ ジェネリック医薬品を処方してもらうには?  ◆

診察のときに医師と医薬品の選択について相談してください。
また処方箋の「後発品に変更不可」の欄に署名が無ければ薬局に聞いてみてください。