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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その76     (平成25年10月号)
Q  薬と健康の週間とは?

 
私達の健康を守るために大切な役割を果たす医薬品。
正しく使用するための知識や、薬剤師の役割を知ってもらう週間が「薬と健康の週間」です。毎年10月17日〜23日です!


◆  医薬品の安全な使用や健康管理に関して薬剤師が行っていることは? ◆ 


薬の調剤などのほかに、医薬品の安全な使用や健康管理に関わる主な役割ものとして次のような事があります。

1)薬局では、医薬品の情報を提供するとともに、患者さんから寄せられる相談にお答えすることで、医薬品の適正かつ安全な使用を推進しています。

2)地域医療の担い手の一員として、自宅に伺い、医薬品の説明や服薬の指導・支援をします。また、松本薬剤師会では、地域住民の皆様を対象とした『お薬なんでも講座』を開講したりしています。

3)学校薬剤師として、飲料水、プールの水、照度、二酸化炭素の濃度等の検査を行っています。また、タバコや薬物乱用の危険性を児童や生徒に伝えています。

4)病院薬剤師は、薬物治療を行うチームの一員として、患者さんへの医薬品の服薬指導・情報提供を行っています。




◆  どんな時、薬剤師に相談したらいいの?  ◆  

薬剤師は"薬のプロフェッショナル"ですので、どんな些細な事でもご相談下さい。

例えば……
・現在、飲んでいる薬が多く、管理が難しいので1包化して欲しい。
・ジェネリック医薬品に変更したいけど、不安なので詳しく説明して欲しい。
・子供が熱を出してしまったが、どんな一般用医薬品がよいか?
・薬の使用方法を間違えてしまった。
・薬の相互作用・副作用が心配だ。・・・などなど。



◆  お薬手帳を携帯するメリットは?  ◆  

最近では、お薬手帳を持っている方が増えてきています。
まだお持ちでない方や医療機関受診時などに携帯していない方もいらっしゃいますので、お薬手帳のメリットをご説明致します。

@かかりつけ薬局以外の薬局へ行ったとしても、お薬の相互作用について詳しく確認することができ、安心して服用できる。
A患者さんのアレルギーや副作用歴などの情報もあることから、より安全にお薬を使用できる。
B災害でお薬を無くされても、すぐに確認できる。


◆  「薬と健康の週間」と薬祖神のお祭りについて  ◆  

毎年10月17日から23日の1週間は、医薬品と薬剤師の役割に関する正しい知識の普及を図ることを目的とした「薬と健康の週間」とされています。

「薬と健康の週間」は、1949年(昭和24年)に「全国薬学週間」として開催されたのが始まりです。薬の神様を祭る東京・日本橋の薬祖神社の祭礼の開催日に当たることから、10月17日が週間の初日とされています。

  薬祖神とは、大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神を指します。「因幡の白うさぎ」の話で有名な大国主命、童話「一寸法師」のモデルともいわれる少彦名命。「日本書紀」によると、両神は医薬、まじない、酒造り、温泉療法などを開発した神でもあったとされています。

松本市では、信州薬祖神社(中央4-9-63・旧日の出町)において、薬と健康の週間中に例大祭が行われていますが、今年は10月20日(日)に行われます。
御神輿や楽しいイベントもありますので、ご家族おそろいで参加してみてはいかがでしょうか。