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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その79     (平成26年1月号)
Q  感染性胃腸炎の予防と対処法について教えてください。

 
二日酔いのすべての症状に効く特効薬はありませんが、各症状に応じたお薬を用いることで、つらい症状を和らげることができます。どのような症状なのかを薬局でご相談の上、適切なお薬をお使いください。


◆  二日酔いの原因、症状は? ◆ 


お酒を飲みすぎると、アルコールから分解された毒性の高いアセトアルデヒドを代謝しきれずに体内に溜まります。
このアルデヒドが二日酔いの症状を引き起こすと考えられていました。

しかしながら昨今の研究によると、アセトアルデヒドだけが原因でなく、様々な物質が複合的に関与して症状を引き起こしていると考えられています。

まずアルコール自身が持つ直接的刺激作用により、胃炎や下痢が引き起こされます。

さらに、利尿作用により脱水傾向となり、喉の渇きや頭痛、だるさや動悸などの症状を生じます。
その他にも睡眠障害や低血糖なども二日酔いの主な症状です。

これらの症状がどのくらいの量で発症するか、どの症状が出やすいかは人により大きく異なります。また、同じ人でもその時の体調などにより大きく左右されます。




◆  それぞれの症状に効果的な薬はありますか? ◆ 


≪頭痛≫→解熱鎮痛剤などの一般的な痛み止めで効果がありますが、胃腸が荒れている状況で服用すると、そちらの症状を悪化させてしまう可能性がありますので注意が必要です。

≪胃症状≫→胃粘膜を保護したり、胃酸を抑える薬が効果的です。胃もたれがある場合は消化剤などが入った総合の胃腸薬も効果が期待できます。

≪下痢症状≫→いわゆる善玉菌が入った整腸剤がオススメです。症状がひどい場合は下痢止めも使えます。

≪吐き気、だるさ≫→漢方の「黄連解毒湯」や「五苓散」、また生薬配合製剤が効果的です。十分な水分も補給して下さい。




◆   気をつけたほうがよい症状はありますか?  ◆  

吐血やタール様の便がある場合は消化管の出血が疑われます。早急に消化器科へ受診しましょう。

また、吐き気が強く続き水分の補給が難しい場合は、点滴で脱水症状を緩和することがあります。
こちらもお近くの内科に受診して下さい。


◆  お薬以外で効果的な二日酔いの対処方法はありますか?  ◆  

脱水傾向を改善する為に十分な水分の補給が効果的です。

このとき利尿効果があるお茶類を避け、吸収率の高いスポーツドリンクなどを用いるようにしましょう。

暑いお風呂などでを汗をかくと脱水傾向が進んだり、急激な血圧の変化で症状が悪化する可能性があります。
十分な水分を摂取した上でぬるめのお風呂に入るか、シャワーにしましょう。

温泉地などで暑いお風呂しか入れない場合は、半身浴や足湯がオススメです。