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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その85     (平成26年7月号)
Q  薬を飲み忘れないためにはどうすればいいですか?

 
「食事の前後で服用する薬は食卓に出しておく」
「おくすりカレンダーを利用する」
「薬のシートに飲む日付を記入する」
など、飲み忘れないための工夫はいろいろあります。
詳しくは薬剤師にご相談ください。


◆  飲み忘れるのはどうしてですか? ◆ 

うっかり飲み忘れてしまうという方や、お薬が多くてわからなくなってしまう、
めんどうくさいなど色々な理由があると思います。

お薬は様々な病気で使用されますが、病気によっては自覚症状がほとんどない場合があります。

そのためお薬の飲み忘れを軽くみてしまい、うっかり飲み忘れることが多くなってしまう方も珍しくないと思います。

しかし、たとえ自覚症状がなくても、治療をしないで放置すると合併症が引き起こされることがあります。

まずは、毎日のお薬を習慣にすることが大切です。


◆  薬を飲み忘れないための工夫 ◆ 

ここで、様々な工夫を紹介します。

○飲む時間を一定にする
日常動作の中で、毎日行っていることの前後など、一定の時間にお薬を飲むことを意識しましょう。

○置く場所を決めておく
お薬は全て同じ場所に置かなくても大丈夫です。
朝の薬は洗面所、昼の薬は机の上、夜の薬は食卓の上、就寝前の薬は寝室になど、飲むタイミングで自分がいる場所に置くようにするといいでしょう。
食事の前後で服用する薬であれば、食卓の上の置いておくのがわかりやすいのではないでしょうか。

○家族に声をかけてもらう
お薬を飲むタイミングを家族にも教えておいて、「お薬のんだ?」など声をかけて確認してもらうといいでしょう。

○薬のシートに日付を書く
油性のペンを使用して、薬のシートに日付や曜日、飲む時間などを記入することもいいでしょう。飲み忘れがあった日や飲む時間がわかるので、今後気をつけるよう注意できます。

○お薬を一包にしてもらう。(一包化)
朝・昼・夕・寝る前など飲むタイミング毎に、一つの袋に入れてもらうことができます。湿気に弱い薬などもあるので、薬剤師に相談してみましょう。

○お薬カレンダーを利用する
 一包化した薬や服用する薬を1週間分セットする方法です。
一目で飲み忘れがないかをチェックできます。
お薬カレンダーも様々なタイプがありますので、自分にあったタイプを選びましょう。壁掛けタイプやケースタイプ、持ち運びできるものなどがあります。
また、家のカレンダーに貼っておくなどもいい方法です。

○服薬一覧表を作る。
服用している薬の一覧表を作り、見やすいところに貼ったりして、飲んだ直後に丸をつけるなどチェックします。チェックする習慣をつければ飲み忘れたかどうかが確認しやすくなります。

○飲んだ後の包装を捨てない
後で飲んだかどうだかわからなくなってしまうことがあるのであれば、確認できます。1日分の包装をまとめて捨てるようにするのもいいかもしれません。 証拠を残しておくことが大切ですね。

○タイマーや目覚まし時計を利用する。
服用時間にアラームが鳴るようにセットします。 出先であれば、携帯電話のアラーム機能、職場ならパソコンなどを利用するのもいいかもしれません。
スマートフォン対応のお薬服用時間対応アプリなどもあります。

それでも忘れてしまうような場合があれば、お薬の服用方法や量、回数など見直すことも必要です。薬剤師に相談をしてみて下さい。