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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その86     (平成26年8月号)
Q  要指導医薬品って何ですか?

 
6月から新しく薬事法で規定された医薬品です。スイッチOTCとよばれる市販薬と劇薬がこれにあたります。
取扱いには十分な注意が必要ですので、購入する際には薬剤師による対面での情報提供や指導を必ず受けてください。


◆  OTC医薬品の分類について ◆ 

薬には、医師が処方する医療用医薬品と、薬局・薬店・ドラッグストアなどで市販されるOTC医薬品(市販薬)があります。
OTC医薬品は、その含有する成分などにより、次の4つの区分に分けられます。

≪ 要指導医薬品 ≫

OTC医薬品として初めて市場に登場したものでは、その取扱いに十分注意を要することから、販売に先立って薬剤師がお客様のからの情報を聞くとともに、書面による医薬品に関する説明を行うことが原則とされています。そのため、インターネット等での販売はできません。店舗においても、お客様が薬剤師の説明を聞かずに購入することがないよう、すぐには手の届かない場所に陳列することとされています。

 ○要指導医薬品一覧(厚生労働省)


≪ 一般用医薬品 ≫

 【第1類医薬品】

副作用、相互作用などの項目で、安全性上特に注意を要するもの。店舗においても、お客様が薬剤師の説明を聞かずに購入することのないよう、すぐには手の届かない場所に陳列することとされています。
販売は薬剤師に限られており、販売店では、情報を提供する場所において対面で、書面による情報提供が義務づけられています。


 【第2類医薬品】

副作用、相互作用などの項目で安全自性上、注意を要するもの。またこの中で、より注意をするものは指定第2類医薬品となっています。
第2類医薬品には、主な風邪薬や解熱剤、鎮痛剤など日常生活で必要性の高い製品が多くあります。 専門家からの情報提供は努力義務となっています。


 【第3類医薬品】

副作用、相互作用などの項目で、第1類医薬品や第2類医薬品に相当するもの以外の一般用医薬品。   








◆  情報提供する専門家と医薬品の分類 ◆ 

分類ごとに対応する専門家は下の表のとおりです。薬剤師が不在の場合は、要指導医薬品、
第1類医薬品を購入できないので、注意が必要です。

OTC医薬品分類 対応する専門家 販売者から
お客様への説明
お客様からの
相談への対応
インターネット、
郵便等での販売
要指導医薬品
薬剤師 書面での情報提供(義務) 義 務 不 可





第1類医薬品
第2類医薬品 薬剤師または登録販売者 努力義務
第3類医薬品 法律上の規定なし


≪薬の専門家・・・薬剤師とは ≫

国家資格を持った薬の専門家です。医療用医薬品、要指導医薬品、第1類医薬品を含め、すべての医薬品を取り扱うことができます。


≪薬の専門家・・・登録販売者とは ≫

都道府県知事が認定した、薬の専門家です。要指導医薬品や第1類医薬品を除く一般用医薬品を取り扱うことができます。