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今月のくすり問答


薬の飲み方Q&A その124     (平成29年10月号)
Q 家族の薬が余っているのですが、どうすればよいでしょう?

  
余ったお薬は、薬剤師が整理できます。いつも利用されている「かかりつけ薬局」にお持ちください。
また、薬剤師会では「薬と健康の週間(10/17〜10/23)に合わせて、余った薬をお預かりする「おくすりバック」を配布する事業も予定しています、お気軽にご相談ください。



 ◆   薬剤師が直接ご自宅に訪問して
       服薬支援を行うサービスがあるってご存じですか?    ◆ 

体が不自由で薬を取りに行けない、どうしても飲み忘れてしまう、飲み難い、沢山残ってしまいどうしたら良いか分からない、など・・・。

在宅療養されている方で、お薬についてお困りの方のご自宅に、薬剤師が直接訪問して薬の相談や支援を行うサービスがあります。

*長野県薬剤師会では概ね平成29年10月から12月までの期間に、原則1回のみ無料で、薬剤師の訪問サービスを体験していただく「薬剤師のお試し訪問事業」を実施します。松本薬剤師会もこの事業に参加いたします。
詳細は松本薬剤師会またはお近くの薬局にご相談ください。



 ◆   どうしたら来てくれるの?   ◆ 

通院困難な方で、医師・歯科医師が訪問の必要性があると判断し指示された方が対象となります。
本人や家族の希望、医師以外の医療職や、ケアマネージャーなど介護職からの要請なども訪問の開始のきっかけとなりますので、まずは主治医やかかりつけの薬剤師、担当ケアマネージャーなどにご相談ください。


 ◆  どんなことをしてくれるの?   ◆ 

ご自宅を訪問することで実際の生活環境に応じたお手伝いをさせて頂きます。
たとえば・・・

≪飲み忘れてしまう方には≫
服用時間ごとに錠剤を1包にまとめたり、お薬の袋を色分けしたり、服用日の記入、お薬カレンダーや薬箱を使用する等して、忘れずにお薬を飲めるようお手伝いします。

≪薬が飲み難い方には≫
患者さんが飲みやすい(使いやすい)お薬を、医師と相談して選んだり、可能であれば錠剤を飲みやすくつぶしたり小さく割ったりすることも出来ます。
後発品に変えることで錠剤を小さくしたり他の剤形が使えることもあります。
また、オブラートや服薬ゼリーを使ったり、飲み易い姿勢等もアドバイスします。

≪効果や副作用をチェック≫
お薬がきちんと効いているか、副作用が出ていないか、日常生活の様子を詳しく聞きながら確認します。必要な場合には医師に連絡し処方変更の提案等を行います。

≪他職種の方と連携して在宅療養をサポートします≫
患者さんに関わっている医師はもちろん、看護師やケアマネージャー等の医療職及び介護職の方と連携し情報交換することで、患者さんが望まれる在宅療養が行えるようサポートします。



 ◆   お金は掛かるの?   ◆ 

薬剤師が行う訪問サービスは、2種類あります。

○介護保険による「居宅療養管理指導」
○医療保険による「在宅患者訪問薬剤管理指導」
・・・という制度です。

*この制度は、医師・歯科医師・看護師・ヘルパー・訪問リハ等による「在宅訪問」と同じ制度です。
*薬剤師の居宅療養管理指導は介護給付限度額には含まれません。

サービスの金額は以下の通りです。
〇介護保険の方:1割負担の方で503円/1回の訪問
〇医療保険の方:1割負担の方で650円/1回の訪問

*介護施設等で療養中の方や保険の種類などによって料金が異なる場合もあります。また、薬局からの距離により交通費が発生する場合もありますので、詳細は薬局にご相談下さい。
*費用は福祉医療費や公費の対象となります。


 ◆   「薬剤師のお試し訪問事業」(長野県薬剤師会)   ◆ 

国と長野県の委託事業として、今年は概ね9月から12月まで実施され、今回で2回目となります。

お試しとして1回のみの訪問ですが費用はかかりません。
また継続して薬剤師の訪問を利用してみたいようであれば、手続きをしての訪問も可能となります。

 『薬の管理ができない・薬が余っている・飲み忘れてしまう・飲んでくれない
    ・・・でも薬局には行けない』

こんな悩みがある方はぜひこの機会にご利用下さい。



 ◆   「おくすりバッグ」について   ◆ 

長年お薬を飲まれていると、お薬があまってしまうことはよくあります。
このような場合は、ぜひ「かかりつけ薬局」にお薬をお持ちください。
お持ちいただいたお薬使えるか薬剤師かチェックします。

またお薬が残ってしまった原因をしらべて、安心・安全にのめるようアドバイスさせていただきます。

「薬と健康の週間(10/17〜10/23)」に合わせて回収用の「おくすりバッグ」を会員薬局で配布する事業も予定しています。お気軽にご相談ください。


おくすりバッグ